今年の『再発見 大聖寺ウォーク』のテーマは、『大聖寺ようかい物語』です。大聖寺藩に伝わる百物語(聖城怪談録)に書かれている場所を、藩政時代の大聖寺の町並みが描かれた地図を持って巡ります。『聖城怪談録』は、寛政11(1799)年正月の月もなく暗い夜に、当時の大聖寺藩八代藩主前田利考(としやす)公が藩邸で宿直(とのい)していた護衛の兵士を集めてそれぞれに語らせた妖怪の話をまとめたものです。ウォークで使う地図は、『天明六年大聖寺絵図』です。天明六年は西暦1786年で、聖城怪談録が書き記された1799年に近い頃の大聖寺の様子が描かれています。小学生を対象に11月19日(日)開催で、錦城小学校正面玄関前を出発して聖城怪談録に記されている場所を回りながら大聖寺地区会館まで歩きます。ウォークの後に小学生ビンゴ大会も行われます。先着50名です。