笈ヶ岳と大笠山と深田久弥

錦城山から、錦城小学校や大聖寺の町並み、遠くは白山連邦まで見えます(残念ですが白山は木の陰で見えません)。
その山並みの正面に、同じような高さの山が2つ見えます。右が笈ヶ岳(標高1842m 日本200名山)で左は大笠山(標高1822m 日本300名山)です。
大聖寺中町出身の深田久弥は名著『日本百名山』のあとがきで、「北陸では白山山脈の笈ヶ岳か大笠山を是非入れるつもりであった。これは私のふるさとの山としての身贔屓ばかりでなく、こんな隠れた立派な山があることを世に吹聴したかった。しかしまだ登頂の機会を得ないので遺憾にも割愛した」と、記しています。