蘇梁館


江戸末期から明治にかけて活躍し、北前船主の中でも最大の勢力を誇っていたのが久保彦兵衛家です。

六代目彦兵衛は、橋立村(現在の加賀市橋立町)の海を見渡す小高い丘の上に豪勢な住宅を天保十一年(1841)に建て、離れ(御殿の間)には大聖寺藩主もたびたび訪れたといいます。

その建物は、昭和の初めに金沢市、寺井町へ移築されました。寺井町にあった主屋の部分が、ここ大聖寺の山ノ下寺社群の通り沿いに移築復元され『蘇梁館』として蘇りました。

なお、大聖寺藩主がたびたび訪れた『御殿の間』は、金沢市の野村家に移築されました。


所在地  石川県加賀市大聖寺熊坂町ハ28-3
TEL  0761-72-5350
開館時間  9:00 ~ 17:00(入館は16:30迄
休館日  年末年始 12月29日 ~ 1月3日
入館料  無料
駐車場  有り
ホームページ  たぶんかネット加賀